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講義名 子ども家庭支援論【子】
(副題) 子ども学科/2年
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 小平

担当教員
氏名
◎ 庭野 晃子

授業科目の位置づけ/目的 【大学】専門教育課程科目
授業科目の到達目標 ・家族に関する歴史・法制度等の基礎的知識を修得する。
・現代の家族問題について理解し、家族の支援について考える。                      
・テーマにそってグループ・ディスカッションを行い、整理して記述できるようになる。
授業の概要 ・受講者の要望を聞いて講義のテーマを設定します。子どもに限定せず、子どもを取り巻く大人たち(母、父、兄弟姉妹、若者、大人、高齢者)が抱える問題を取り上げます。(なお、「子育て支援論」では、とくに子どもの支援について学びます。)                                
・これまでは「ドメスティック・バイオレンス」「若者と居場所」「恋愛と結婚」「夫婦と育児、ジェンダー」等について取り上げ、個人と社会との関係についてグループ討論しました。このほか、「若年者の自殺」「若者ホームレス」「ネット時代の絆」等を取り上げたこともあります。
授業計画と授業内容
内容
第1回オリエンテーション、評価方法,注意事項等の説明、子ども家庭支援論の枠組み
第2回子ども家庭支援の意義と必要性、目標と機能
第3回子ども家庭支援における保育士等の役割、保育士に求められる基本的態度
第4回保護者との相互理解と信頼関係の形成、家庭の状況に応じた支援
第5回地域の資源の活用と関係諸機関との連携・協力
第6回子育て家庭の福祉を図るための社会資源

第7回現代社会と家族:結婚満足感と育児・ジェンダー



第8回現代家族における課題と支援①:ドメスティック・バイオレンス 基礎編 

第9回現代家族における課題と支援②:ドメスティック・バイオレンス データを分析する

第10回現代家族における課題と支援③:ドメスティック・バイオレンス 加害者支援
第11回現代家族における課題と支援④:デートDV 基礎編
第12回現代家族における課題と支援⑤:デートDV 実践編 暴力防止について
第13回生きづらさを抱える若者と社会①:若年層の自殺① 
第14回生きづらさを抱える若者と社会②:若年層の自殺②
第15回授業の振り返り、まとめ、講評
授業外における学習について ・近年起きている子育てや家族の問題について関心をもって授業にのぞんでください。    
・制度、政策、政治、国際、経済、ジェンダー、文化といった幅広い視野から家庭支援をとらえていきますので、日ごろから様々な分野の文献、資料、新聞を読んでおきましょう。 
成績評価方法と評価基準 ・リアクションペーパー、試験を評価します。
【フィードバックの方法】
・リアクションペーパーを紹介しリプライします。
テキスト 「子ども家庭支援論」(松村和子 編著、建帛社)
参考書・参考資料 授業中に紹介します。
連絡先(メールアドレス) niwano@shiraume.ac.jp