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講義名 社会学
(副題) 教養教育課程/2年
講義開講時期 後期 講義区分 講義
基準単位数 2
校地 小平

担当教員
氏名
◎ 神山 育美

授業科目の位置づけ/目的 社会学は、日々つむぎだされる多様な“社会的現実”を、さまざまな概念や理論によって把握しようと努めてきました。この授業では、現代社会の複雑な“社会的現実”に関して、社会学の知見をもとに読み解いていきます。
授業科目の到達目標 ・社会学の多様な理論や概念を習得する。
・日々接するさまざまなニュース(事件や出来事)の意味を、独自の視点から読み解ける。
・自分が生きる現代社会について、ミクロな事象からマクロな事象まで、その複雑な相互作用が理解できる。
授業の概要 わたしたちは、さまざまな“社会的現実”を、毎日のように、独特なかたちで経験しています。こうした経験は、公共性、相互行為、権力、空間・場所、国家、階層、文化、社会運動、メディア、ジェンダーなど、さまざまな“社会性の現場”において見い出すことができます。授業では、このような“社会的現実”に関して、適宜、社会学の理論や概念、多様な事例を参照しながら、できるだけ多層的かつ多面的に理解していくことを目指します。
授業計画と授業内容
内容
第1回ガイダンスとイントロダクション
第2回親密性と公共性
第3回相互行為と自己
第4回社会秩序と権力
第5回空間と場所 Ⅰ
第6回空間と場所 Ⅱ
第7回空間と場所 Ⅲ
第8回国家とグローバリゼーション Ⅰ
第9回国家とグローバリゼーション Ⅱ
第10回格差と階層化
第11回文化と再生産
第12回社会運動と市民社会
第13回メディアとコミュニケーション
第14回ジェンダーとセクシュアリティ
第15回まとめと理解度の確認
授業外における学習について 自分が体験する事象、見聞きするニュースなど、どこかに引っかかりを感じたときには、少し立ち止まって考える癖をつけていって下さい。そして、こうした事象やニュースにまつわる多様な“社会的現実”の広がりを、発見していって下さい。授業で紹介する社会学の理論や概念は、こうした思考を助けてくれます。自分の社会分析の感覚を日々研ぎ澄ませていけば、現代社会の理解が格段に進んでいくはずです。
成績評価方法と評価基準 筆記試験の成績(60%)レポートの提出(30%)授業への参加・貢献度(10%)。レポートは、講義期間中に提出を求めます。試験については授業中に出題内容の解説を行い、レポートについては評価を付けて返却します。
テキスト 授業時に毎回レジュメと資料を配布します。参考書は授業時に提示します。
連絡先(メールアドレス) i.kamiyama@hotmail.co.jp